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映画「ディア・ドクター」 [movie]

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少し前、映画「ディア・ドクター」を見て来ました。
監督の西川美和さん、すごいね。まだ、30代半ばの女性。
なのに、人生悟ってる?と思ってしまう世界観がある。

主演は福亭鶴瓶。いいんすよ。ハマり役だと思います。 長らく無医村の人口1500人の村にやってきた医者。そして彼を支える看護婦が、余貴美子さん。余さん、「おくりびと」のときもよかったが、今回もよい。そして、研修医の瑛太。
年寄りばかりの無医村の村に来た医師。が、ある日突然失踪するし、村は大騒ぎになる。失踪後に発覚する「嘘」そんなこんなが絡んで、あんなラストになり、エンドロール。エンドロールの間、鼻水と涙をふくのに忙しかった(笑)

とにかく、丁寧に作られた映画、という印象で。 小さな積み木を丁寧に重ねて、大きな物体に仕上げたような印象を持ちました。 それと、シーンとシーンに挟み込まれる映像が、印象に残った。 例えば、青々した田んぼに風が吹き波紋になりゆらぐところ、台所の流しに捨てられた食べかけのアイスクリームがゆっくり溶けていくところ、朝方の日射し、スイカ、そんなもんが、一枚の写真になって飛び込んでくる。映像なのに写真のようで。

医師と患者。ワタクシは持病持ちで毎月病院に薬をもらいに行っています。そのせいか、医師と患者の関係がとても興味深かった。患者にとっての、いい医者、いい医療って何だろう、と、しばし考えてしまいました。

オフィシャルサイト  http://deardoctor.jp/
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コメント 5

ゆりすけ

よさそうだなぁ。。
見てみたいなぁ。。
by ゆりすけ (2009-07-30 23:36) 

ももこ

ゆりすけさん
よかったですよ。心の機微が丁寧に描かれていたと思います。

Hikaruさん、ルスタさん
ぽちっと、ありがとー♪
by ももこ (2009-08-01 11:44) 

ken

医者と患者の良好な関係ってなんでしょうね。
やっぱりQOLって大事だな、と思った作品でした。
鶴瓶さんも二重丸。
by ken (2009-08-02 13:46) 

ももこ

kenさん
QOLというコトバ、恥ずかしながら知りませんでした。持病持ちになって医師と自分のQOLの感覚の違いは事あるごとに感じて来ました。ま、深刻ではないのだけど(笑)深い単語ですね。また宿題が一つ増えました。ありがとうございます。

じゃっきーさん
ぽちっと、ありがとー♪
by ももこ (2009-08-04 22:37) 

ももこ

寝ぼすけさん・いっぷくさん・midoriさん
ぽちっと、ありがとー♪
by ももこ (2009-08-31 16:05) 

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