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映画「アキレスと亀」 [movie]

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映画「アキレスと亀」が再上映されたので観てきました。
いい映画でした。
どちらかといえばヨーロッパ映画のような印象を持ちました。
何故、日本であまり人気がないのか、なんとなく納得。
淡々とした、とても繊細で美しい映画だったと思います。
特に少年時代の映像はセンチメンタルで、何気ない風景がいちいち沁みました。

主人公は売れない画家。
彼が自分のスタイルを築けず右往左往する様はおもしろかった。
監督はアートを過大評価することも卑下することもなく、
たかがアート、されどアート、くらいのスタンスで捉えていたように 感じました。
それって好ましい。
いい映画を観ると、とりとめもなく話したくなります。
この映画を観た後、やたらと話したくなり困りました。
アートに多少興味があるせいか、いちいちひっかかってくるものがあり、
それを誰に向けて話せばよいのか、ホント困りました(笑)

北野監督、いいですね。他の映画も観てみようと思います。

オフィシャルサイト
http://www.office-kitano.co.jp/akiresu/


ツーアート




そういえば、北野監督は村上隆さんと、こんな本を出しておられましたね。
途中までは読んだはず。
もう一度、引っぱりだして読んでみよう。
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poyo

あ、これ面白いんだ〜
なんだか外しそう?っと思ってたのですが
ももこさんが面白いというのなら、見てみたいな。
私の中では、北野映画は好きなのと嫌いなのと両極ありますねえ

by poyo (2008-12-19 03:16) 

ももこ

poyoさん
私の初北野映画だったんですが、思いのほかおもしろかった。
グラミーもいいが、カンヌも好きならおもしろいかも。
たけしさんの視線って、クールであったかいと思ったです。

いっぷくさん
ぽちっと、ありがとー♪
by ももこ (2008-12-21 10:05) 

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